
皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。
前回の続きです。
今回は、丙でも身強(自分の持つエネルギーが強いタイプ)の人の男女別で、効果的に官星をつかうための心構えを私なりに考えてみました。
①男性の方
丙の身強の方は、太陽の光が強すぎることが難なので、その太陽を地上の万物が受け取りやすいように温度と輝きを調節しないといけません。
ただ、太陽の温度を下げたり、輝きを抑えるためにいきなり水を使うとバチバチでぶつかりあって、大混乱になります。
そのため、まずは財星である金を使って太陽を遮り、徐々に熱を冷ましていきます。
男性の方の官星は「仕事」と「子供」です。強いエネルギーの持ち主である丙の男性の方がその熱と輝きを効果的に使うには、まずは財星の力を借りてから水を暖め、照らしていくのが効果的です。
財星は女性、妻を表わしていますので、丙の身強の方が仕事運を上げたいときは、自分を抑えてくれる賢い女性と結婚して、家庭を築くことが一番の開運策になります。
また、自分を支えてくれる安定した家庭をもつことが丙の方の強すぎるエネルギーを分散するためには必要です。
そして財星を一度経由してからなら、お子さんの存在は丙の身強の方の仕事を頑張るエネルギーになってくれるでしょう。
丙の身強の方は、財星の金のエネルギーを強めて積極的に使った方が運が開けます。
②女性の方
財星の現実的な視点、積極的に相手に尽くすことが、良い異性運をつかむコツです。
丙の女性の方はどうしても強すぎるエネルギーを男性の方にぶつけてしまい、その結果受け止める度量がない方は去って行ってしまうことがあります。
また自分と同じだけのことを相手に求めたりしてぶつかってしまうこともあります。
そして本来の自分とは合わない方を好きになりやすい傾向があるように思います。
そんな丙の女性の方には、現実的な視点で相手を観察することや、結婚や恋愛に自分が何を望んで、それを叶えるためには自分はどう立ち回ったらいいのかを考えて相手に接することが大切です。
そして金生水で官を財の金が生み出すように財星の金は男性に与える役割を持ちます。
相手のために与える喜びを知ることや、自分から積極的に相手と関わっていくように意識することで自分に合った男性とめぐり逢いやすくなったり、相手との関係をちょうど良い距離感に保つことができて、結果的に良いご縁を成就させやすくなります。
自分の命式は生まれた時に決まっていてそれは変えられません。
ただ命式を知ることによって、自分が望む未来を叶えるためのヒントを見つけることができるのです。
占いは活用してこそ、価値が出てくるのです。
占いで大難を小難に。小難を無難に。