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四柱推命 丙の人にとっての官星とは?

皆さま こんばんは。

玲月彩良(れいげつ・さら)です。

 

この数日は、ずっとしとしと雨降りの日が続いていますね。

 

昨日、関東地方が梅雨に入ったとニュースで見ました。

 

しばらくは雨と湿気とのお付き合いの日が始まります。

 

そんな梅雨の時期は、晴れの日は貴重でお洗濯に大忙しです。

 

 

今日は、そんな梅雨の時期にはとっても有難いお日様の干支である丙について書きたいと思います。

 

土を苦手をする十干である「丙(ひのえ)」は太陽の象意をもつ大きな陽の干です。

 

太陽は空から日光で私たちを照らして暖めてくれます。

 

太陽の役割には、このように「照らすために輝く」ことと、「暖めるために輝く」ことの二つの役割があります。

 

太陽はとても大きな大きな干であり、この世の中でも、太陽はたった一つしかありません。

 

そのことから丙は同じ丙をあまり喜ばないのですが(太陽は二ついらないため)、それでも「丙は丙でしか扶けられない」と言われています。

 

本当は相生の関係でいえば、木生火ですから木に与えてもらうはずですが、丙に限っては木に扶けられないとされています。

 

それは自然界でも樹木は太陽の日光に当たると成長しますが、だからといって樹木が大きくなったからといって太陽の役に立たないのと同じだかららです。

 

丙は唯我独尊の干であり、自分のことは自分で何とかするしかないという傾向の干支になります。

 

そのため、天干に丙があるよりは地支に通根できる「巳・午・未」があったほうが丙の役に立ちます。

 

そして、火と水は正反対のものであり、相性的にはぶつかり合う相性です。

 

熱いからといっていきなり水をかけて冷やそうとすると、水蒸気の爆発が起こるように、四柱推命でも熱すぎる火に水をいきなり使うというのは「水火激冲」がおこり、大きなトラブルや被害を受けることがあると言われています。

 

丙の人にとって水の五行の通変星は官星になります。

 

官星は男性は「仕事・子供」、女性は「仕事・夫(異性関係)」を表わす通変星です。

 

丙の人でも、いつも水火激冲になるわけではなく、命式の状態やその後の後天運の巡りによっては、官星の作用を効果的に使うことができます。

 

 

長くなりました。続きは次回に。お楽しみに。