皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。
少し間があいてしまいましたが、今年の干支「乙巳」の年の運勢についての続きです。
今回からは今年の干支の乙巳(きのと・み)の地支の部分の巳についてです。
巳(み)は、そのまま蛇の象形文字です。
蛇は縁起が良い動物だと言われていますが、実は私は蛇が苦手・・・。
蛇の漢字には、これまでの冬眠生活が終わって、新しく地上活動をするという象意をもちます。
そこから巳には、従来の演習的生活に別れを告げるという意味ができました。
乙と同じように、巳年の今年はこれまで内在していた問題が表面化し始め、今までずっと伏在していた人物や問題点が次々と浮き彫りとなっていきやすいようです。
また巳は己にも通じ、物事がいったん終息して、また新たに出発するというような意味を持っています。
そのため、巳の年は先に進むことよりも、進むために今までの問題点を解決することを優先するような年になるでしょう。
巳が巡る時期は、グイグイとスピードで物事を進展させる力づくの技よりは、問題点を解決していくための幅広い手腕が問われるとき。
状況に応じて方針を変えられる臨機応変さや、状況を見極めるための情報収集力、そして全体を見渡せる広い視野を持つことがこの年の波に乗るためには必要です。
成長するたびに脱皮を繰り返す蛇は「復活と再生」を連想させる動物。
それゆえ巳年の今年は、困難があっても、這いつくばってでも、諦めずに物事に取り組む姿勢で過ごすことが肝心。
その姿勢さえ忘れなければ、過程はいまいちでも、結果としては少しづつ大きくなりながら、物事を安定させていくことができるでしょう。
